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Re: 古い鍔

 投稿者:番頭・ツカダ  投稿日:2017年 5月31日(水)15時40分6秒
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  初心者さんへのお返事です。

> つかだ様 こんにちは
>
> とうこまさんとこの美的な鍔とは比較になりませんが
> それでもなんか和物の気配がプンプンするでしょ。
> 地味ですが飽きがこない感じで
> こうゆうのを集めだすともうジジイの兆候らしいです。
>
>
> ?



初心者様、ご自慢の一品を拝見させていただきました。
特に形が素敵な鐔で、背景布の麻の葉と萩の図柄が、無文の鐔から自由にイメージのキャンバスが広がるような演出効果を醸して、写真としても優れていると思います。

お好きなものを存分にお楽しみになられているようで何より、それが一番ですね。


それはそうと、少し疑問に思ったことがありました。

「ジジイの兆候」とは、一体どのようなことを言うのでしょう。

実は、これまで「ジジイ」だけが好きだと(男性が)思っていたものが、実は「若いオナゴ」も「熟女」も好きだったのだということが、最近巷で明らかになってきております。
今まで女性たちは、興味があっても黙ってたんでしょうね。あるいは、興味を持ってはいけないと自制していたのかも。


今は、女性にとって本当に良い時代になったと思います。これまでの過渡的な時代の中で習慣的な秩序を重んじて、時には自己犠牲を払ってでも男性世界を守ってきた女性も称えたいし、これから閉じられた男性世界に純粋に好きだからという気持ちで、果敢に踏み込んで行こうとする女性も勇敢だなと思っております。私は、まさにその真ん中にいてどちらでもないと思うことしばしです。


しかしこうなってくると、「ジジイ」という言葉を年配男性がご自分を含めた年代・性別的階層を指して使う時、難点が生じるに思われます。もちろん、そこにはある種の謙遜の意を込め使われていると思うのですが。
難点とは、その世界観に付随し、対義語として生じざるを得ないのが「ババア」になってしまうということです。「ババア」という言葉を自分に当てはめられて喜ぶ女性はいません。

自分のこととして、日本男性が「ジジイ」という言葉をこよなく愛する一方で、日本女性は「ババア」という言葉にそこはかとない悲しみを抱くのです。
言葉とは不思議なもので、言っていないことも言った言葉で同時に指し示すことができるという性質があるように思います。


であるならば!「ジジイ」という言葉をどうしても使わなければいけない時は、「大人の男、それも紳士」といったぐらいの意味合いで、「ムッシュー」と言った方が良いです。その世界観に付随する対義語は自動的に「マダム」になりますので。エレガントでしょう。


とまあこれは冗談で、何もフランス語を使う必要はないのですが、日本でもこうした言葉の下ごしらえが出来た時、大人の文化が今後ますます美しく花開く土壌ができるような気がいたしました。


初心者様は、せっかくそのような美的センスをお持ちなのですから、なるべく夢のある言葉をお使いいただけますよう、お願い申し上げる次第でございます。

http://www.toukenkomachi.com/

 
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